ひとは美しいものにひかれます。
広告表現のテッパンの言われる3Bのひとつ
はBEAUTY(美男美女)。
なんか見ちゃう。
やはり何歳になっても女性は美しく、
男性はたくましくありたい。
それはもう、個人的な欲求というよりも
潜在意識レベルの強い欲求ではないでしょうか。
この広告、さすがサントリーです。
サプリメント系は、悩みを前面に出す
読み手がドキッと(やな気持ちに)なる広告が多いですが、
これは違います。
もっと美しく、たくましく、元気に生きたい。
そう潜在的に思わせる健全な広告ではないでしょうか。
(キャッチ)
一ヶ月・セサミン実感。※具体的な期間、具体的な商品名。そして実感。
必要最小限にメッセージがおさえられています。
実感のひもときは、声、そしてビジュアル、ですね。
(声)
「5kmのランニングが日課です。
走ったあとも爽快です」
(男性57歳)
「朝がちがいますね。
元気にスッと、気持ちよく」
(男性63歳)
「からだが軽いです。
セサミン3粒と犬の散歩が毎日の習慣になりました」
(男性70歳)
「セサミンを飲んで
運動する気になりました。
元気スイッチですね」
(男性61歳)
「朝お化粧するときに
気づいたんです。
これは続けないと、
もったいない」
(女性60歳)
「60代ですが
笑っちゃうぐらい
調子がいいです」
(女性64歳)
「80代にして驚くほど快調です。
セサミンって、すごい!」
(女性84歳)
「若々しいって言われると、
お世辞でも嬉しいです」
(女性54歳)
※最後についてる年齢も重要です。
これがあるかないかで
読み手の共感度合いが全然ちがいます。
(おさえ)
年齢には、セサミンがある。
※年齢というワードをうまく活用してますね。
薬事法もありなかなか具体的な効能は言えませんが、
加齢による体力低下を補うことが案に伝わってきますよね。
(商品名)
サントリー セサミンEX
(オファー)
1,000円お試しキャンペーン。初めての方限定
通常価格4,200円→1,000円
※オファーは具体的に行動を促すコピーです。
なぜこの男女は向こう側を向いてるのでしょう。
それは、読み手が自分と重ね合わせられるよう顔を隠しているんですね。
サントリーさん、さすがですわ。
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