「そういえばそうだね!」とか
「たしかにそうだ!」という発見をすることが
キャッチフレーズづくりのひとつのコツです。
でも何か糸口がないと、なかなか見つけられそうもありません。
そこでポイントとなるのが、
何を起点として「たしかに!」を発見するか。
例えば、「ターゲット層」のことを深く知ってみる。
そのとき大切なのは、ちゃんと商品に関する気づきであること。
例えば、「商品」に関することを深く知ってみる。
そのとき大切なのは、ちゃんと読み手に関する気づきであること。
そんな発見系で、いいなと思う広告です。
(キャッチ)
道具が多い趣味に、男は弱い。
(おさえ)
魚と人を繋ぐ
釣り具のイシグロ
「男」について深く知ることで、
道具が多いという釣りの特性に結びつけていますね。
ただ、イシグロの独自性がまったくない点は問題だと思います。
同じシリーズから、もうひとつ。
(キャッチ)
毎日、命懸けで生きている魚に、
遊びで勝てるわけがない。
(おさえ)
魚と人を繋ぐ
釣り具のイシグロ
これは「魚」のことを深く考えることで出てきた真理から、
釣り=遊びという概念を変えてしまおうという視点です。
本気の趣味道具がイシグロなら選べる。
みたいに、何かしらイシグロに繋げてほしかったなぁ、と思います。
いずれの広告も、イシグロに繋がりきれていないのが
改良できそうな点ですね。
でも。キャッチの発見はさすがです。
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