2016年2月19日金曜日

「笑いって、安心だ」近畿大学の広告


なんで今自分は笑ったんだろう?

その理由をいちいち因数分解することを心がけています。

 

AだからB

という単純な方程式はむしろめずらしく、

 

AだからB、そのBにマイナスXをかけて…

なんてのがよくあります。

 

でもその原因究明するクセが大切だと思うんです。

たとえ間違っていても、脳を筋トレしつづけないと。

 

 


 

(キャッチ)

本当の友だちは

まだ行ったこともない国に、

いるかもしれない。

 

※国際学部のメリットのひとつが「外国人の友達ができる」。

 ならばそれを逆の視点でいっちゃおう、という作戦ですね。

 ここでいう順とは「留学して、外国人の友達がむっちゃいる人」。

 そして逆とは「日本にいて、日本人の友達すら全然いない人」。

 その人物を起点にメッセージを発信してみると

 人物像とメッセージのギャップが強い訴求力を生むのです。

 

 

(おさえ)

世界へ、ハミ出せ!

 

※メッセージの要点は「世界へ出よう」ということ。

 ここは近大らしく「ハミ出せ」と表現しています。

 

 

(ショルダー)

一年生から全員留学。真のグローバル人材を育てる。

近畿大学 国債学部

 

※国際学部の特長と目的をストレートに伝え、

 少々ぶっ飛びがちなクリエイティブを上手に締めています。

 

 

「笑い」というのは、実は「は~安心した!」ということらしい。

たとえば赤ちゃんにする、いないいないばあ。

 

いないいないで赤ちゃんはちょっと不安になるわけです。

あれ?顔がないぞ。ちょっとこわい…とかって。そして

 

ばあ、と顔があらわれる。

なーんだ、顔あるじゃん。はー安心したキャキャキャ。

 

と、こういうシステムらしいんですね、笑いって。

 

で、なぜこの広告で笑ってしまうのか。それは、

「おれ、この人よりは友達おるわ。はー安心した(アハハ)」

だと思われます。

 

笑いの一側面に過ぎないのかもしれませんが。

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