2016年2月12日金曜日

ネガな言葉で救う広告。JR SKISKI

「あの広告いいよねー」と

二十歳ぐらいの女の子たちが
電車のなかで盛り上がっていました。

自分がつくったわけじゃないけど、
正直ちょっとうれしかったなぁ…

あなたが作ってる広告も、
きっと見られてますよ!


(キャッチ)
ぜんぶ雪のせいだ。

JR SKISKI


「ぜんぶ◯◯のせいだ!」みたく
パロディーにできてSNSで広がりやすい、
というのがコピーライターの狙いだったそうです。

たしかにそれも大きいと思うのですが、
そもそもなぜこのフレーズに心が動くのでしょう?

それはおそらく…「せいだ」のネガティブな感情
にあるのかもしれない。

冬、雪、JRでスキー。

すごく直球でロジックが組めそうですが、
ターゲットである悩み多き若者たちは
そんなキレイな話ききたくない。

何か、どこか、とげがある、
でも「◯◯のせいだー」と救ってくれる
このメッセージに引かれているのではないでしょうか。

つまり、ネガな言葉をつかった救いのコピー。

強いキャッチフレーズは、
マイナス言葉をつかったプラスメッセージで

生まれるのかもしれません。

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