「あの広告いいよねー」と
二十歳ぐらいの女の子たちが
電車のなかで盛り上がっていました。
自分がつくったわけじゃないけど、
正直ちょっとうれしかったなぁ…
あなたが作ってる広告も、
きっと見られてますよ!
(キャッチ)
ぜんぶ雪のせいだ。
JR SKISKI
「ぜんぶ◯◯のせいだ!」みたく
パロディーにできてSNSで広がりやすい、
というのがコピーライターの狙いだったそうです。
たしかにそれも大きいと思うのですが、
そもそもなぜこのフレーズに心が動くのでしょう?
それはおそらく…「せいだ」のネガティブな感情
にあるのかもしれない。
冬、雪、JRでスキー。
すごく直球でロジックが組めそうですが、
ターゲットである悩み多き若者たちは
そんなキレイな話ききたくない。
何か、どこか、とげがある、
でも「◯◯のせいだー」と救ってくれる
このメッセージに引かれているのではないでしょうか。
つまり、ネガな言葉をつかった救いのコピー。
強いキャッチフレーズは、
マイナス言葉をつかったプラスメッセージで
生まれるのかもしれません。
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