読んだときにグッと心に響くコピーがある一方で、
言ってることは分かるけどグッとこないコピーがあります。
その違いは「右脳メッセージの有無」
ではないかと想像します。
たとえばファッション業界のプロを目指す学校で
こんな広告が出たとしますよね。
「自分の名前を、いつかブランド名にするんだ」
たぶん“分かる”と思うんです、左脳では。
プロになって独立するという目標を
「ブランド名にする」と業界ならではの表現ができている分
このままでもグッとくる人はいるかもしれません。
でも、さらにこうなったらどうでしょう?
(キャッチ)
親から
もらった名前を、
いつか
ブランド名に
するんだ。
※「自分の名前」をさらに深く掘り下げて表現しています。
つまり「自分の名前」という左脳的な言葉を、
右脳へ感情的に伝わる言葉に変換しているわけです。
さらにいうと、人が生きる最大の目的である
「子孫を残すこと」に関するメッセージは否応なく強くなる傾向があります。
(おさえ)
汗と熱、というリアル
体験入学・夏
東京モード学園
※体験入学の価値は、リアルが分かるということ。
そのリアルとは、「汗」と「熱」。
この2つも右脳的な感情言葉ですね。
言葉は大きく2つの種類に分かれます。
理性に訴えかける左脳的メッセージと、
感情に訴えかける右脳的メッセージに。
左脳的な言葉ばかりだとつまらないコピーになるし、
右脳的な言葉ばかりだと説得力のないコピーになります。
コピーもバランスが大切なんですね。
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