2016年2月12日金曜日

読み手が助かる広告。LUMINE

企業のことを好きになってもらうブランド広告。

なかでもファッションブランドは、
ユーザーに共感してもらう視点の広告が目立ちます。

今回はそんなファッション広告において、
共感ではなく「真理の発見」系をご紹介します。

ここでいう真理とは、
“ターゲット層が興味をもつ事柄”の仕組みを
広告上で解明してしまう、というもの。

この広告のお題は、
ターゲット層の生きるテーマといってもいい
「恋」、そして「愛」についてです。


(キャッチ)
恋は奇跡。
愛は意志。

LUMINE

  「恋」と「愛」が対になって表現されています。
そして、確かにそうかも。と思える真理があると思いませんか?


共感系でもないのに、この広告を見た人は
LUMINEをすこし好きになってしまうと思うんです。

なぜでしょう?

おそらくそれは、自分たちのメインテーマであり、
かつ、ちょっと正体の見えにくい「恋」や「愛」について
自分たちの替わりにすこし解明してくれたから。

ではないかと推測します。
共感だけにとらわれず、「なにをすれば喜んでもらえるのだろう?」

という視点もあるのだと気づかされました。

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