2016年2月15日月曜日

動詞をつかって疑似体験させよう!ブラジャーの広告


やさしい、強い、やわらかい、硬い…

すべての形容詞は表現として弱いといわれています。

 

ではどのように商品の特長を伝えればよいのでしょうか?

 

たとえばそれはオノマトペ。つまり擬音をつかった表現です。

ふわふわ、ふっくら、ふにゃふにゃ、ぱりぱり、さくさく。

 

さらに強くするにはどうすればいいか?

やはり動詞、なんですね。

 

動詞をつかうことによって、

あたかも読み手が自ら動いている気持ちにさせるんです。

 

その一例がこちらの広告。

 

 

 

(キャッチ)

手で包み寄せたように、

ふっくら。

 

※オノマトペ「ふっくら」の前に動詞でイメージを補っています。

 この言葉の並びを見たときに、読み手は頭の中で「包み寄せる」わけです。

 

 

(商品名)

天使のブラ

 

※この商品名も秀逸ですよね。

 肌へのやさしさ、胸が持ちあがる感じが直観で伝わってくるうえ、

 天使という言葉のトーンが女性にフィットしていますよね。

 

 

 

つまりこの広告は、

読み手の脳内で商品を疑似体験させるつくりなんですね。

 

この「脳内で疑似体験させる」ことは

広告をつくる上で大きなポイントになります。

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