やさしい、強い、やわらかい、硬い…
すべての形容詞は表現として弱いといわれています。
ではどのように商品の特長を伝えればよいのでしょうか?
たとえばそれはオノマトペ。つまり擬音をつかった表現です。
ふわふわ、ふっくら、ふにゃふにゃ、ぱりぱり、さくさく。
さらに強くするにはどうすればいいか?
やはり動詞、なんですね。
動詞をつかうことによって、
あたかも読み手が自ら動いている気持ちにさせるんです。
その一例がこちらの広告。
(キャッチ)
手で包み寄せたように、
ふっくら。
※オノマトペ「ふっくら」の前に動詞でイメージを補っています。
この言葉の並びを見たときに、読み手は頭の中で「包み寄せる」わけです。
(商品名)
天使のブラ
※この商品名も秀逸ですよね。
肌へのやさしさ、胸が持ちあがる感じが直観で伝わってくるうえ、
天使という言葉のトーンが女性にフィットしていますよね。
つまりこの広告は、
読み手の脳内で商品を疑似体験させるつくりなんですね。
この「脳内で疑似体験させる」ことは
広告をつくる上で大きなポイントになります。
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