2016年2月19日金曜日

「キャッチとビジュアルにギャップを」近畿大学の広告


コピーのビジュアルのギャップは

強いインパクトを生み出します。

つまり記憶してもらいやすい。

 

ただ単にギャップがあればいいわけでは

もちろんありません。

 

そのギャップによって

商品の価値がより鮮明に伝わっていればOKです。

 


(キャッチ)

近大生、

勉強中。

 

※なんてシンプルな言葉でしょう。

 ビジュアルとの組み合わせで、

 少ない語数ながら多くを語っています。

 

 

(ボディ)

友だちをつくることも、見たこともない料理を食べてみることも、

ホームシックになることも、先生のジョークに笑えないことも。

忍者のマネをしてみせることも、留学での体験はすべて国際勉強。

 

※読み手はキャッチの「勉強」の中身が知りたいわけです。

 だからすぐさま、具体的にその勉強内容を披露しています。

 固い話はいっさいなし。なによりここで大切なのは、

 国際勉強は教室で起こっているんじゃない、

 現場で起こっているんだ!ってことですね。

 「教室じゃなく現場」これがコンセプトだと思います。

 

ところでこの広告は、ボディの上に見出しがありません。

キャッチとビジュアルのインパクトで

おそらく読み手は先が読みたくなっているはず。

だからこの場合は、先を読ませるための見出しは不要なんですね。

 

キャッチとビジュアルのギャップ。

覚えておきたい表現ですね。

 

 

 

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