すごく根本的な話なんですけど、
今この時代に、ある特定の商品だけを勧めるのって、
ちょっと変だと思いませんか?
100円ショップなんかに行くと、
広告してもらえない商品がたくさんあるわけです。
というか世の中、広告してもらえない商品のほうが
圧倒的に多い。圧倒的に多いんですよ。
「じゃあ何でボクハ 広告シテモラエルンダロウ?」
一度その商品になりきって、
なぜ広告してもらえるのか、応援してもらえるのか
考えてみるのも、いいかも。
答えはありふれたことかもしれません。
こんなことで悩むひとが増えてきたから、とか
こんなライフスタイルに変わってきたから、とか
こんなことが発見されたから、とか
商品とは少しだけ離れたところに、
「こんな」があるのだと思うんです。
商品を売るためのネタを探すのではなく、
商品が生まれた背景からアイデアのタネを探しましょう。
(キャッチ)
「時間」は食のキーワードになった。
※先を読みたくなる、見事な言葉の佇まい。
食と時間。ちょうどいい距離感(違和感)が読み手を気にさせる。
(リード)
いままでの栄養学では、栄養素の種類と量が同じならば、
同じ人では同じ効果が出ると考えられてきました。
※これまでの常識。
しかし、時間と食事の関係を考える時間栄養学の影響で
食べる時間、順序、速度が、大きな影響を持つことがわかってきました。
※これが商品を勧める背景となる「タネ」ですね
今までと変化が起きたからこそ、今この商品を勧めているわけです。
(見出し)
野菜から、食べる。→
※野菜を一番はじめに食べよう。
そのとき便利なのがマヨネーズというロジックですね。
(ボディ)
野菜を炭水化物より先に食べる。→血糖値が急速に上がらない。
→インスリンの分泌が抑えらえる。→血糖が脂肪に変わりにくい。
※野菜をはじめに食べる効能を順々に解説します。
このようなシステムで、脂肪がつきにくく、
肥満や糖尿病の予防に役立つことが分かりました。
※結果どのようなメリットがあるのか具体的に伝えます。
これは「時間栄養学」の応用のひとつです。
※この説の後ろ盾となる「時間栄養学」を持ち出すことで
説得力が増します。
(ショルダー)
野菜はメニューの中心になる。
キユーピー マヨネーズ
※野菜を食べる=マヨネーズを使う。
この構図があるからこそ全てが成立します。
思えばマヨネーズって、
野菜という巨大な船を手に入れたことが
何よりのクリエイティブだったのかもしれません。
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