2016年2月9日火曜日

そもそも文字を読むターゲットなのか?という視点。

広告を作るときには、読み手に想いを馳せます。
その時に考えるべきことは、
趣味趣向や価値観、悩み、欲求だけではありません。

そもそも、「読む」人たちなのだろうか?
という根本の視点に立つことも忘れずに。


(キャッチ)
今、この広告をご覧の、
スポーツ選手の皆さんへ。

  「スポーツ選手」と名指しなのはきっと、
あまり広告文を読む習慣がないであろう、
という読みがあったからではないでしょうか。
  しかも「今、ご覧の」。究極の名指しキャッチ。


(ボディ)
いつの日か、あなたも「引退」を迎えます。それは絶対に避けられないこと。
けれど、あなたのキャリアはそこで終わりではありません。

  スポーツ選手にとってドキッとする現実「引退」を引き出しつつ、
キャリアは続くという希望を提示し続きに誘導しています。
 

むしろ、そこから先の方が、やれることってたくさんある。
そう思いませんか?

  会話に参加させています。



憧れのスポーツ選手として、あなたにはいつまでも、子どもたちに夢を与える存在であり続けてほしい。

  現役選手にとって、「言ってもらえると嬉しい言葉」ではないでしょうか。
つまりこれは、読み手のメリットでもあります。


そのためのバックアップを、私たちがお手伝いしていこうと決めました。
それが「FA」。ふるさとアスリート制度。

※具体的なサービスの登場です。


あなたを育てた地元や、思い入れのある地域に根ざし、
選手や指導者としての日々で得た経験やスキルをもとに、
さまざまなイベントやスクールに協力してもらう。

※サービスの内容を解説。


その輪をどんどん大きくすることで、地域を、そして日本をまるごと元気にしていくことを目指した取り組みです。

※そのサービスがどんな社会的な影響(メリット)を及ぼすか、語ります。


憧れの存在であるスポーツ選手と一緒に汗を流し、語り合うことで、子どもたちが夢に向かって歩き出すことができる。

  次は一転、子どもたちにとってのメリットです。
読み手に取っては社会的メリットと言えますね。


そんな世の中が当たり前になったら、スポーツの可能性は無限に大きくなるはず。

※このサービスの大きな価値を語っています。


私たちは、あなたのFA宣言を待っています。

※サービスへの参加促進で締めます。
 ダジャレにもなってカジュアルさが出ています。


FA
ふるさとアスリート


普段ものを読まないであろう人にどう伝えるか。
その方法は紙面右側のフローからも伺えます。
とにかくシンプル、わかりやすい。

当事者になりきって紙面と向かいあえば、
読み飛ばすのか、キャッチだけみるのかなど

見えてくるのかもしれませんね。

0 件のコメント:

コメントを投稿