2016年2月12日金曜日

ハードルさげさげ広告。坊っちゃん文学賞

ひとに何か行動してもらいたい時のメッセージには、
「こんなに得するよ!」もあれば
「こんなにカンタンだよ!」もあります。

今回は後者の、いかに簡単かを伝えた広告です。
つまり「行動のハードルを下げる系」広告ですね。

ポイントはただ簡単というのではなく、
読み手の身近な物事に例えたり、
生活の延長線上で伝えてあげること。


(キャッチ)
その毎日、
思えば平凡。
書けば文学。

その人生、
語れば説教。
書けば文学。

その不満、
言えば愚痴。
書けば文学。


(おさえ)
テーマは、あなたの中に。
12回坊っちゃん文学賞


  どのシリーズも一回落としてから、持ち上げてます。
ひとは流れで覚えたり、感情が動いたりするので有効ですね。


「テーマはあなたの中にある」というコンセプトを
いかに伝えるかが問われた広告だと思います。

ポイントなのが頭にある「その」。
ここで読み手の思考は自分の中にむかいます。
つまり、自分ごととしてこの広告を見始めるのです。


ボディコピーで代名詞をつかいすぎると読みづらいのですが、

キャッチフレーズでは使い方次第で、訴求力が高まりますね。

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