ひとに何か行動してもらいたい時のメッセージには、
「こんなに得するよ!」もあれば
「こんなにカンタンだよ!」もあります。
今回は後者の、いかに簡単かを伝えた広告です。
つまり「行動のハードルを下げる系」広告ですね。
ポイントはただ簡単というのではなく、
読み手の身近な物事に例えたり、
生活の延長線上で伝えてあげること。
(キャッチ)
その毎日、
思えば平凡。
書けば文学。
その人生、
語れば説教。
書けば文学。
その不満、
言えば愚痴。
書けば文学。
(おさえ)
テーマは、あなたの中に。
第12回坊っちゃん文学賞
※ どのシリーズも一回落としてから、持ち上げてます。
ひとは流れで覚えたり、感情が動いたりするので有効ですね。
「テーマはあなたの中にある」というコンセプトを
いかに伝えるかが問われた広告だと思います。
ポイントなのが頭にある「その」。
ここで読み手の思考は自分の中にむかいます。
つまり、自分ごととしてこの広告を見始めるのです。
ボディコピーで代名詞をつかいすぎると読みづらいのですが、
キャッチフレーズでは使い方次第で、訴求力が高まりますね。
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