2016年2月19日金曜日

「独自の強みは刺身で出そう」ヨーグルトの広告


ほかの商品にない強みがある場合は、

直球でいっちゃいましょう!

 

まわりくどい言い方は不要です。

 

 


 

(キャッチ)

内臓脂肪を減らす

 


ガセリ菌SP

ヨーグルト

 

※商品のもつ特性が、

ほかの商品にもありそうか?なさそうか?

この判断をするために、ほかの商品も調べましょう。

もし独自性・優位性ある特性であれば、そのまんまドーン!です。

 

つまり、「内臓脂肪を減らすヨーグルト」がほかになければ

「内臓脂肪を減らすヨーグルト!」と言えばいい。

ただし、読み手にわかる言葉に翻訳する必要はありますが。

 

 

(吹き出し)

内臓脂肪が減ると

幸せは増える。

たぶん。

 

※「内臓脂肪が減る」というメリットの先に起こる

いい出来事を伝えようとしています。

健康になる、みたいなメッセージは薬事法にひっかかるので

幸せになる、という曖昧な言葉になったと考えられます。

 

○○が増えると、××が減る。という逆さ言葉は

強い文章をつくるテクニックのひとつですね。

 

 

 

最近よくいわれるのは商品のコモディティ化です。

 

コモディティ化とは、

商品の特性がどれも似通ってきて

どのメーカーが作っても品質に大差なくなってきたぞ。

という世の中の傾向をいっているわけですが、

 

商品を開発している方たちは必死で

これまでにない新しい商品を作ろうとしています。

 

だから、私たちもまず商品担当と同じ立場になって、

商品の独自性に目を向けてみましょう。

 

探せど探せど見つからない場合は、

生活者の価値観や時代の流れと商品の接点を見出し、

コンセプトを練る必要がでてきます。

 

商品に独自性が認められたならば、

商品特性=ほぼほぼコンセプト、となります。

 

 

つまり、分かりやすく例えると

 

無人島にサバの缶詰が届いたら仲間にこういうのが一番。

 

「おーい!サバ缶がとどいたぞー!」

 

 

これが一番強い。

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