商品を伝えたい人が、
今まさに直面しているであろう
ちょっとマイナスなこと。
そこに新たな視点で、
ちょっとプラスな発想を教えてあげる。
するとすると、
なかなか立派なコピーのできあがり。
つまるところ、
その広告を見たひとが
救われるような。
ときにワクワクするような。
(キャッチ)
卒業って、
出会いだ。
※卒業って、別れ。ですよね?
逆のことをいうから強い。
だから、逆のことをいってみて成立する
解釈をさがす、というやり方もありますよね。
(ボディ)
自由って、不安だ。
※卒業を深く考えていくと、
自由への入り口ともいえます。
さらに深く考えていくと、
自由って実は不安。という真理に気づきます。
だから、逃げてもいいと思う。
立ち止まってもいいと思う。
迷ってもいいと思う。
※ここは若者への助言、ですね。
今のじぶんがいれば。
生きるって、出会うこと。
※大切なのは自分。
そして卒業の別れに引きづられがちな若者に
出会うことが人生、と伝えています。
実はリクルートは「さまざまな出会い」を
プロデュースしている会社なんですよね。
まだ、なにもはじまっていない。
まだ、なにも終わっていない。
※大人を知らない若者に、
未来があることを教えています。
「未来」という言葉を使わずに。
新しい空の下にいる。
卒業おめでとう。
※空が思い浮かびます。
こころが明るく開かれた状態にしてから
お祝いの言葉を伝えていますね。
大人の粋なはからいなのかもしれません。
世の中の課題を解決することが、
広告の役割ではないでしょうか。
解決の仕方には二つあると思うのです。
ひとつめは、商品の機能で解決する。
つまり、広告では商品の機能を分かりやすく
伝えればいいわけです。
ふたつめは、視点で解決する。
つまり、広告では新たなモノゴトの見方を
伝えていくわけです。
広告って二刀流なんだと思います。
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