日経新聞にmeijiのチョコ広告がでていました。
お題はなんと、健康です。
読み手は男性が多いですからね。
愛だの恋だのより響くのだと思います。
(キャッチ)
Blood Vessel and Chocolate
血管とチョコレート
※珍しいキャッチですよね。
でも健康のいい話が聞けそうな雰囲気は伝わります。
英語もいい仕事しています。
日本語だけだと見た目が固すぎて
敬遠する人もいるでしょうし。
(ボディ)
はじめまして!わたし、チョコせんせい!
※まるで絵本にでてくるセリフのようです。
これぐらい柔らかく、簡単なほうが
大人だって読みやすいですもんね。
ポリフェノールが血液をさらさらにするっていうのは、有名な話ですよね。
※読み手が「イエス」と答える質問を投げかけています。
イエスと答えるとどんどん先に読み進むポジティブな心理になるのです。
じゃあ、チョコレートにポリフェノールがたくさん含まれているのを、ご存知ですか?
※また質問ですが、そこまで難しくないですね。
ほんの少し考えれば答えられる質問です。
この「ほんの」が大切。読み手の脳に
少しだけ汗をかかせることは、
世界に引き込みつつ記憶させる術でもあります。
ダークチョコレートには、
ワインの約4倍ものポリフェノールが含まれているんです!
※ここでチョコの商品特長がでてきました。
具体的な数値をつかって
意外に高いメリットを伝えています。
カカオポリフェノールは、
血管内の炎症を軽減させることで、
血管を広くする効果が期待されています。
※この一文がとても大事です。
ポリフェノールだけでは何か良さそう、
で終わっちゃいます。
それがどう働くのかをきちんと説明しています。
血圧が高めな人ほど、血圧低下量が
大きいコトも研究でわかっています。
※証明のフレーズですね。
実際にこんな効果がでている、と解説。
血液をサラサラに!血管をしなやかに!
※つまるところチョコを食べて、
これを目指そう!というまとめフレーズ。
すごいでしょ!チョコレート!チョコは、もはやお菓子ではないのです。
※チョコのポジションを変える広告だったのですね。
お菓子のチョコといわれると、大人の男性から少し距離がある。
でも、健康食のチョコといわれると、
買ってみようかなと思う大人の男性がでてくると思うのです。
(おさえ)
チョコせんせいのワンポイントメモ
今日はバレンタイン!
チョコをたくさんもらった人ほど、血液はサラサラ!・・・だったりして。
え?わたし?もちろん・・・たくさんもらいましたよチョコ・・・たぶん・・・
※バレンタインデーとかけてチョコのメリットをふたたび訴求しています。
ちょっとしたユーモアは、文章が読み手のこころにスッと入る働きがあります。
(おさえ)
教えて!チョコせんせい!
※このページにいったい何が書かれてあるのか?
それが一目でわかる大きな文字組みです。
よくわからないページは飛ばされますからね。
読み手はお得情報だと読んでくれやすい。
しかもユーモアを交えて伝えると、
心を動かし行動してくれる可能性も高まる。
そういうことですよね?チョコせんせい
0 件のコメント:
コメントを投稿