2016年2月18日木曜日

コミュニケーションは漫才である。近大の広告

笑いは広告でも強いインパクトと親近感をもたらします。

たとえば、
うちの大学は国際教育に力を入れている
とメッセージする場合のお手本がこちらです。



(キャッチ)
オレはいま、
世界から
試されている。

※オレ、というのはつまり読み手ですね。
  モデルさんがまさに今、こっちを見ているという構図も
  いい意味での緊張感を生んでいます。


(おさえ)
世界にツッコめる人間力を。

※コミュニケーションを関西ならではの、
  ツッコミに変換したのが笑いの勝因ですね。
  きっと青ノリ案以外も検討されたのだと思います。


近畿大学 国際学部 2016年4月 開設



笑いもきっと、途中まではロジックで組むんだと思います。

この広告でいうと、近大らしく国際コミュニケーションを表現するには?

という問いに対して「ツッコミ」という題材を見つけたことが大きいですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿