2016年2月18日木曜日

お客様言葉に翻訳しよう!美術館の広告


機能する広告をつくろう。

機能するとは、「読んで得した!」と思ってもらえること。

 

この広告もまさにそうですね。

 

 

 

(キャッチ)

 

狙い目は

ズバリ、

夕方です。

 

※混むのがいやで美術館に行かない人もいるはず。

 その「混む」という読み手にとっての不満を先読みし

 「夕方ならすいてますよ!」とメッセージ。

 

言葉のセレクトも見習いたいですね。

 「狙い目」ってなんか得した気分になりません?

「ズバリ」ってなんだか強いですよね。広告では手垢がついてない言葉。

 

 

(おさえ)

8月中は、展示時間を1830分まで延長します。

 

※これが今回伝えたいことだったんですね。

 「延長します」というのは美術館側の言葉。

 それをお客さんの言葉にするとキャッチになります。

 

要するに、

 

「延長します」というコンセプトを

「夕方が狙い目」というお客様の言葉に翻訳した。

 

ということですね。

 

お客様言葉に翻訳するときは

できるだけ実感の湧くリアルな言葉がよさそうですね。

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