2016年2月8日月曜日

急募、流れを変える人。TSUTAYA

求人するにしても何を伝えるのかが肝です。
お給料なのか、仕事内容なのか。

この求人広告はもっと上位にある
仕事の価値観をメッセージの中心に添えています。

既成概念にとらわれたメッセージを発しても、
世の中が損しちゃう。制作費が、媒体費がもったいない。

クリエイターは常に、社会が得することを考えないと。



(キャッチ)
急募。
梅田の流れを変えたい人、
100人。

  キャッチという役割を全うっしている「急募」。
そして何より、「梅田の流れを変えたい」という
働く価値観にフォーカスすることで、
新しく強いメッセージになっています。
  さらに具体的な求人数「100人」も見逃せません。


(ボディ)
TSUTAYAは梅田に、まったく新しい書店をつくります。

  まず分かりやすく事実を伝えます。


そこはもはや、あなたの想像する書店ではないかもしれません。

  読み手を自然と会話に参加させています。


コンセプトは「ライフスタイルを提案する書店」。

  「あなたが想像しない書店」をすぐに紐解いています。
ちゃんと読み続けてもらう配慮ですね。


1000坪をゆうに超える空間で、
あらゆるカルチャーが触発し合い、
新しいつながりを生み出す。
そんなコミュニティを梅田に創造します。

  では具体的にどのようなお店になるのか。
空間について、働きについて、伝えています。


同時に、私たちはこの場所で、これまで類を見ない
自由な働き方の実現をめざします。

  忘れてならない、働き方について。


年齢や経験は一切問いません。

  通常は補足情報ですが、読み手が気になることなので
しっかりボディで伝えています。


梅田の街から世界へ、新しいうねりを巻き起こす。
そんな野心とアイデアにあふれた人を求めています。

  締めはやはり働いて何を達成するのか、してほしいのか
について語りかけます。


蔦屋書店


どうすれば人は動いてくれるのか?

そこを突き詰めていきたいですね。

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