あるいは、ひとびとの幸せを増幅させる視点を持つもの。
これはその代表格ではないでしょうか。
ただの新幹線の終電が、この広告によりドラマチックなムーブメントに変わりました。
(キャッチ)
日曜日、最後のひかり。
それはシンデレラ・エクスプレス。
・ネーミングするという視点がまずいいですよね。
恋人たちが会っていた魔法の時間が終わる列車という解釈。
(ボディ)
はなればなれに暮らす恋人たちが週末を東京で過ごし、再びはなればなれに・・・。
西に帰る彼、東京に残る彼女。
約束のガラスの靴をたくさん乗せて、シンデレラ・エクスプレスが滑り出す。
日曜夜、東京初新大阪行き最後のひかり。
1分前に魔法がとけるベルが鳴る。
ココがイイね!
・なんとドラマチックな表現でしょう。
1〜2文目で状況を説明。
3文目では、約束のガラスの靴を〜という解釈が入り、
4文目で、商品をしっかり体言止めで印象づけ、
5文目では、そのシーンが目に浮かび音が聞こえるかのような描写。はぁ、ため息でるわ。
もしかして、スマホがなかった時代のほうが
恋のドキドキにもっとときめいていたのかも。
そんなことも考えちゃう一品ですね。
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