企業がその商品カテゴリーをどう捉えているか。
それを伝えることは、ひいては
企業イメージ形成につながるのです、おそらく。
この例は、大学が農業をどう捉えているかを伝えることで
若者のこころに響く見事なメッセージになっていると思います。
(キャッチ)
農LIFE,
農FUTURE.
※ 若い人ならたぶん誰でも知ってる
NO MUSIC,NO LIFE.のオマージュですね。
この言葉が持つスマートなイメージが
近畿大学農学部のブランド形成に一役買ってます。
(ボディ)
「環境」「健康」「食糧」という21世紀の人類が抱える
諸問題を解決し、地球の新たな未来を切り拓いていく。
※今わたしたちが抱える問題に対して、農業ができること(商品メリット)
をいきなり語っている先攻型ボディですね。
もはや農業とは、無限の可能性を秘めた、
時代の最先端をゆく新しい学問へと進化しているのです。
※ここで改めて現代における「農業」の位置づけを再定義。
最先端という農業になかった視点を見つけ出した所が◎。
(おさえ)
すべての「農力」を、世界のために。
近畿大学 農学部
※ 農業の力を「農力」ですよ。
そんな言葉ないけど伝わればいいんです。すばらしい!
農業といえば、緑の世界観で作ってしまいそうですが、
現代における農業の役割を深堀することで
ここまで強いメッセージが生み出せるんですね。
コピーとビジュアルの相乗効果も抜群です。
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